「そして、バトンは渡された」複雑な家族関係の中で生きる女の子

※本屋大賞2019の候補にノミネート。

主人公は高校生の女の子。血の繋がらない父親との二人暮らし。彼女は小さい頃から親が何度も変わっている。

こんな設定の物語だが、展開は重くない。ちょっと笑えて、ちょっと心が暖かくなる。なんだか「ちびまる子ちゃん」っぽさがある。

何が面白いって、現在の父親「森宮さん」のキャラが良すぎて、読みながら何度も笑った。彼は東大出身、一流企業で働く会社員。父親の理想像は漫画やドラマから影響を受けている。そして、どこかズレている感じが楽しい。

始業式の朝には「かつ丼」を食べるものだ。娘がいじめられているのは栄養が足りないからで、毎日「餃子」を食べさせていれば解決できる。

笑えるズレたエピソードがいくつか出てくる。

ちょっと軽く読書したいって時には丁度いい。とにかく森宮さんが良いキャラ。

以上。



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