小池都知事への失望と期待



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chantaです。

私は当然、政治感覚について素人です。NHKや民放が報道する程度の情報しかありません。その中で、小池都知事に対する大きな失望と1つの期待があります。

失望

長々と小池さんへの失望を書く前に。私の座右の銘は「かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め」です。小池さんはどうでしょう?

私は元々、小池さんが好きでも嫌いでもありませんでした。6つか7つの政党を転々とする渡り鳥だとしても。しかし、現在は軽蔑しています。政治的にではなく、人間的に。昨年、自身が所属する自民党を踏み台にするような形で都知事に当選。その後、都知事として都民からの人気を得るためだけに、自身を国会議員の道へ導いたであろう石原慎太郎さんを敵に仕立てて公開処刑する。

好感を持つことができません。

人間的に苦手な小池さんですが、1人の政治家として見ていきます。政党を立ち上げ(立ち上げさせ?)、国政進出を目指す都知事に対して浮かぶ単語が1つ。

「あざとい」

小池都知事を政治家として見た時、この言葉しか出てきません

退路確保しすぎ

私が政治家に望む姿勢は、「自分の信念に向かって突き進む」こと。最近の小池さんは、その真逆だと感じます。

東京都知事選に出馬表明した時の名台詞、「崖から飛び降りる覚悟」。すごくカッコイイ。けど、崖の高さを測らないでほしかった。崖下にクッション(若狭勝氏)を敷かないでほしかった。

今回の衆院選でも同じ。退路作りすぎ。それも、素人の私が分かるレベル。本当に退路を隠してるつもり?とりあえず3つ挙げます。

退路①

国政へ進出するために、新党を立ち上げるか否かの退路。

小池さんは、今年の2月に「希望の党」をコッソリと商標登録していました。都知事として最重要課題である、築地移転の問題が解決していない時期に。築地問題は、小池さんの都合により、ご自分でほじくり返した問題ですが。ご自分の人気を信じて国政へ進出するなら、堂々と宣言してほしかった。まあ、世論調査を見極めてから、慎重に進退を決定したかったのでしょう。世論に媚びを売りすぎ。退路を作らないと、国政新党を立ち上げる勇気がなかった。小池さん流の「崖から飛び降りる覚悟」が伝わってきます。

退路②

今回の衆院選に、本人が出馬するか否かの退路。

小池さんは、「政権交代を目指す」と豪語しながら、本人の出馬を見送るとしています。この発言自体に、いったい何本の退路が隠れているんでしょうか?素人の私には、まったく見当もつきませんし、理解もできません。「マスコミの報道に逆風が吹いてるし、今は都知事でいる方が利口でしょ♬」

退路③

衆院選後の、希望の党についての退路。

「国政において目立たない党なら、党首なんてやらないもん♪」というのは小池さんの心の声で、「都知事の仕事に専念するため、希望の党の党首を辞任します。後任には、私の一番の理解者である若狭勝さんに頑張ってもらいたい」っていう記者会見が目に浮かびます。選挙の結果次第ですが。次期党首に若狭さんが指名されれば、東京オリンピックが開催される頃には党自体が消滅という判断を小池さんが下したという事かな?

希望の党は、使い捨て。時勢に乗らなければ、無くなって結構。都においては「都民ファースト」が定着してますからね。国政では「国民ファースト」を使用しないわけだ。希望の党がイメージ悪くても、都民ファーストの名前に傷は付きません。民間企業のイメージ戦略みたい。

若狭さんに対しては、相当な恩を感じなければいけないと思うんですが、小池さんにとっては「歩」なんでしょうね。若狭勝氏を抱えてること自体が、小池さんにとっての退路なのかも。

衆院選の予想

小池さんは風を作るのが上手い人です。衆議院解散に合わせて新党立ち上げを発表。ここまでは、自ら作り出した風に乗り、順風満帆でした。「小池劇場」なんて言われちゃって。しかし、多くの人が気付いてます。選挙は個人戦ではないと。劇場の中でだけ輝く人より、台本の台詞だけの人より、党として自立したところへ投票するべきだと。希望の党はどうでしょう?しっかりと立っているようには見えません。報道を見ると、資料にひどい不備。誤字脱字。都知事のスケジュールに合わせて、新党発表のイベント進行はバラバラに。自前の候補者や民進党からの合流議員に対して、公認するか否かの判断も遅すぎ。自立するどころか浮足立っています。党としての信念、魅力はあるの?

議席数の過半数を超える候補者を擁立する!なんて。普通に考えたら、惨敗です。30議席獲得できれば大勝利じゃないでしょうか。

衆議院解散と同時に、小池さんが「都知事を辞任します。私自身が国政へ進出して、政権交代を目指します」これなら流れは全然違っていたと思います。さらに悪かったのは、都知事を辞任することなく党首になってしまったこと。つまり兼任。最近、兼任といえば、豊田真由子議員の兼任秘書。悪いイメージが付いてしまっていましたから。

兼任ではなく、党首を別に指名するか共同代表だったら少しは良かったかも。あのメンバーなら細野豪志さん。小池票に加えて、きっと若い無党派層からの票も集まったのにな。

あとは、若狭さんの発言「政権交代は次の次」。放送禁止用語でしょ。

ただし、全てのブームを引き起こしたのも、逆風になる原因を作ったのも、小池氏自身。ご自分に能力と自信があったため。自分以外の人間は信じられない、無能とまで考えていたかもしれません。小池さんを見ていると、CMに社長自身が出ている映像が連想されます。

党としての戦略は、話し合って決めるものです。それぞれが、得意なポジションで活躍してこそ強いチーム。選手兼監督ではダメ。少し前の中日ドラゴンズになります。

改憲・護憲

今回の選挙で一番重要なテーマではないでしょうか?

私は改憲派だから良いのですが、護憲派の人は小池さんに怒りを示すべきです。「反安倍政権の受け皿に」なんて言ってますが、野党第一党を壊し、左派の議員は公認しない。護憲派の票は、どうしたらいいんでしょう?まとまらない票では、国会に声が届きません。

社会主義に嫌悪感を抱く人も、共産党へ票を入れてしまうんでしょうか?極右・極左が広がってしまいますね。

結果、論点が整理されることなく衆院選が始まり、自民・公明の圧勝で終わりそうな気がします。民進党の議席数が、希望と共産に振り分けられるだけ。

期待

1つの期待に関して書きます。

小池さんについて、偏った視点から物を言ったので、文句ばかりになってしまいました。しかし、客観的に見ればすごく能力の高い政治家です。都知事ではなく、外務大臣になってほしい。経歴を見ても国際的な感覚の持ち主であることは明らか。一方に敵を作り、一方と仲を深める感覚は生まれ持ったものだと思います。過去の発言をコロっと変えるなんて責められるのは、日本と、他少しの儒教国だけ。欧米の感覚では普通と聞いたこともあります。和食を食べて育った私には分かりませんが。

外構で弱いと言われる日本ですが、その汚名をひっくり返してくれそう。小池都知事は、外務大臣であってこそ能力を最大に発揮するはず。

さいごに

毎日新聞に細川元首相の言葉がありました。今回の衆院選で、小池さんは安倍幕府を討幕しようとしている。こんな内容だったと思います。私には、しっくりきませんでした。日本は国家で、国会は江戸城ではありません。江戸城は都庁であり、倒幕は済んでいます。都議会のドンも無血開城しました。

今回の衆院選は、幕府を倒しても、国家としての日本や明治新政府を、自分の思い通りにできない勢力が起こした西南戦争に例える方がしっくりきます。その勢力は、私が好きな西郷隆盛を担ぎました。あの西郷隆盛が、自決を覚悟して臨んだ戦いも、国家には敗れました。偉人である西郷隆盛と小池さんを比べるのは、西郷どんに申し訳ないですが、時勢に乗ったとしても、それだけで日本を動かすのは無理。

地方には地方の課題がたくさんあります。まだ小池新党には理解できないであろう課題も沢山あると思います。地方で地道な活動を続けてきた政治家を甘く見ないでほしい。

私たちは、流行りものに乗るのではなく、長い目で見てプラスになる政治家や政党を慎重に選び、貴重な1票を行使しなければいけないんだと改めて感じました。

私は、息子たちの将来の事だけを考えて投票所へ行きます。

以上。



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